2011年8月26日金曜日

無線LANのチャンネルについての話

近年では無線LAN(Wi-Fi)の普及がかなり進んだこともあって、場所によってはたくさんの無線LANアクセスポイントを見つけることがあります。
これらはとても便利に使える反面、アクセスポイントが密集した学校やオフィスビル等では電波の混信が起きて通信に支障が出るケースも見受けられるようになってきました。
こうした問題を回避する手っ取り早い手段として、アクセスポイントのチャンネルを近所にある他のアクセスポイントと遠く離すという方法があります(無線LANのチャンネルについてはここがとてもわかりやすい)。

自分の周りにあるアクセスポイントを探し、チャンネルなどの情報を収集するのに便利なソフトとして、Macだと"iStumbler"があります(上の画像)。
iStumblerは起動するだけでMacの周囲にあるアクセスポイントとそれらの情報をリストにして表示してくれます。これを参照して自局アクセスポイントのチャンネル設定を別途変更してあげると電波干渉の軽減に効果があります。また、電波強度が低いようだったらアクセスポイント自体の位置をより電波が強くなる所に変えてみるのも効果的です。

ただし、どうも今回紹介したiStumbler99、現状ではMacOSX 10.7 Lion上では動作に不安があり、頻繁に異常終了してしまいます。
使い勝手のいいソフトなだけに、これについては早めのアップデートが望まれる所です。

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ハッカージャパン編集部 by G-Tools

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