2011年9月25日日曜日

【情報処理 試験】音声データまとめ

コンピュータ上で音声を取り扱う際にも画像と全く同じように(記事: 画像(静止画)まとめ を参照)、標本化、量子化、符号化を経て音声のディジタルデータを得ます。
音声における標本化とは、ある時間ごとに音の波形の標本(サンプル)を採ることを言い、周波数の単位である"Hz"が単位として用いられます。より細かい頻度でサンプルを採ったほうが元の音をより精密に再現でき、ちょうどディジタル画像でいう画素の細かさ(解像度)と同じと考えられます。
そして音の強弱(音圧)を量として置き換えることを音声の量子化と言います。これもディジタル画像の色数に対応します。標本化した単位あたりのデータの量に該当するというわけです。
後は画像同様、コンピュータが扱える情報である"0"と"1"の状態にする符号化を行ってディジタル音声データができあがります。

文部科学省「情報機器と情報社会のしくみ」より転載(ED2ライセンス)



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