タイトルを見て突然何事かと思った方もいるでしょうが、Facebookのやめかたです。
ご存知の通り、Facebookは世界的な巨大SNSです。実名登録が基本だったりするのが特徴ですね。
僕は必ずしもFacebookに対して否定的というわけではないですし、インターネットでは実名であるべきか匿名であるべきかという議論についても「人それぞれ好きなほうでいいんじゃない?」という考え方です。このBlogもだいたいの素性は明かして書いていますし、伏せるところは伏せています。そういうものだと思っています。
しかしあえて今回『Facebookのやめかた』を書くのは「ユーザの個人情報を預かって、かつ実名登録させているサービスでありながら、退会の方法が非常に解りにくいというのはインターフェースデザイン上如何なものか」という疑問があったからです。
実際Webで検索してみても、『やめかた』を掲載しているページはいくつも見つかるものの、どうも時期によって退会のページへ行く方法がちょくちょく変わっていたりするようで非常に探しにくい。そこで今回の記事も『2011年9月版』としました。一応。
さて、2011年9月現在、退会するためのページは『ヘルプセンター』にあります。
画像で見てわかる通り、『よく使うページ>>プライバシー:アカウントの利用解除、削除、追悼』という項目です。
そして、そのページから『アカウントの削除』の項目を見ると『利用を解除』では他のユーザからあなたの情報は見えなくなるけれど、あなたの情報は残りますよ的な書き方がされているのがわかると思います。もしいずれはFacebookに戻ってくる予定であればこれでもいいでしょう。
しかし、この記事を読んでいる人の多くはFacebookから自分の情報を完全に削除したい方が多いかと思います。その場合は画像にある「こちら」というリンクに進みます。
すると『アカウントを削除』というダイアログが出るので、未練がなければ『送信』ボタンをクリックしてください。
もっとも、ここまで読み進めた方はもう未練なんてすっかり断ち切っていると思われるので言われるまでもなくボタンを押しているかもしれませんね。
で、これが最後の関門です。
『アカウントを永久に削除』というダイアログボックスが出ます。
パスワードを入れてセキュリティチェックとして CAPTCHA を入力すればOKです。
どうも退会時にこのダイアログ上に出てくるCAPTCHAが普段よりやけに読み取りにくい画像ばかり出てくる気がしますが、たぶんそれは気のせいです。
ここまで済ますと登録してあるメールアドレス宛にFacebookから『まもなくアカウントが削除されます』という旨のメールが届きますので、後はそのまま14日間放置すればアカウントが削除されます。
もしSNS疲れしてしまってFacebookをストレスだと感じるようなら、こうして距離を置くというのも心身の健康のためには必要かもしれませんね。
※ 追記: 後日『mixiのやめかた』も書きました。こちらもどうぞ。
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齋藤 孝
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