ディジタル動画データの原理は基本的にパラパラ漫画と同じ。複数の静止画(フレーム)を次々と表示することで動画として見せています。この静止画(フレーム)を1秒間に何枚表示するのかを表す単位として"fps"があり、多くの場合30fps(1秒間に30フレーム)です。
またその原理を見てわかるとおり動画のデータはどうしてもデータが大きくなってしまうため、基本的に圧縮を行って容量を小さくしています。
試験の傾向によって出題されるファイル形式はかなり異なるので、出題範囲については主催団体の資料をチェックして対策しましょう。多くの試験で取り上げられるMPEGを中心としてその他のファイル形式も必要に応じて憶えていくようにします。
情報処理技術者試験などで特に頻出するMPEG-1、2、4について以下にまとめます。
- MPEG-1 = VHS程度の画質でVideoCDなどに使われていた。最近めっきり見なくなったが試験的には結構出題される。
- MPEG-2 = DVD Videoやディジタル放送など、近年目にする機会が最も多いと思われる。
- MPEG-4 = 圧縮率が幅広く、携帯電話ネットワークで利用できるような小サイズからハイビジョン品質まで様々な用途に用いることができる。他のMPEGにはできない高圧縮率が実現できるのが特徴。
参考:動画についてはここがよくまとまってると思います。
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