Inklingはタブレット入力機器の世界では唯一無二のメーカー、WACOMが2011年9月下旬に発売する予定の新しいペン型デバイス。専用ボールペンで紙に描画した軌跡をそのままデジタルデータとしてPCに転送できます。
しかし実は同様の製品は既にいくつか存在しており(ぺんてる『airpen』等)、まあ、良く見かけるという類いの機器ではないものの技術的には決して目新しいというわけではありません。
そんななか、僕がInklingに注目する理由はなんといってもPC側ソフトウェアとの連携の良さ。単に画像としてデータを持つだけでなくペンで紙に描画している時点でレイヤーを持つデータを作成したり、画像データもビットマップのみならずベクターデータとしてPCに転送することまでできるのです!まさにこの機能こそがInkling最大の特徴だと感じています。
僕はこの動画を観てInklingはただ物珍しいだけのガジェットではなく、導入することで今までの制作のワークフローからいくつかの工程を減らしてしまうような……そう、”新しい世代の仕事道具“となる可能性を秘めたツールだと直感しました。
まずはとにかく早く実機に触ってみたいですね。
モニターっていう形ででも……ワコムさん、どうですか…?
ペン画ノート 視覚デザイン研究所 by G-Tools |
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